高野登氏

PROFILE INFO

概要・略歴

リッツ・カールトン前日本支社長
2009年にリッツ・カールトンを退職後は、著述業・講演を中心に活躍。人とホスピタリティ研究所代表。
著書に 『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』など。

出身地

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真剣にチャレンジすることになったきっかけは?

ものすごい落ちこぼれなんですよ。
小学校から中学校の1年まで、成績ではもちろん人前に出れない。
それから今で言う、引きこもりに近い状態でした。

この本質的な部分で、ものすごく人見知りがひどいのと人前に出れない。
これ実は今でもそうなんです。
これを克服してきたんです。

ホテルスクールにいったのがきっかけで、第一期のホテルスクールの応募者には変わった人が多かった。
大学に行けない人、落ちこぼれ、親の仕事を継がされるから無理やり連れて来られた人。
普通にホテルの勉強をしたいと思ってきてる人はいなかった。

そういう中に、長野の田舎で育った引っ込み思案で引きこもりに近い人間が入っちゃったもんですから、いきなり揉まれた。
それが大きなきっかけになりました。
それがなかったらアメリカに行こうという気持ちにもならなかったですし、
アメリカで出会った人達と、いろんな形で関わっていこうとは思わなかった。

本当に面白い人ばかりで、
1つ年上で小指がない人、実はマグロ漁船で指を網に巻き込まれて持って行かれた人なんですが、
でも実はそういう人が今は大成功している。
最初に出会った時は、「こういう人がホテルマンになれるのかな?」って思うくらい衝撃的でした。

自分の中に今までなかった価値観の人と出会うっていうのは、大事なことだということに後で気が付きました。

成功の結果の原因は?

出会いですかね。
ひとつひとつの出会いの持ってる力を意識すること。
出会いにはパワーがある。

出会いに気が付かない人もいる。
出会いを大事にしない人もいる。
出会いを大事にしきれない人もいる。

だったら自分はどうしたらいいか?
どの出会いだったら自分で育てていくことができるかもしれないと、考えるだけでもいい。

出会いの連続でしたし、出会いがなかったら自分の道は切り開いてこれなかった。
今回のPHP出版との出会いもそう、友人のつながりから、全部つながっている。

これからチャレンジする人に一言

見極めるまでは来た玉を全部打つ。

新しい環境、新入社員もそうですし、
やっぱり入って1~2年の間に、やりがいがどうこうとか、会社の中のあれが見えないとかガタガタ言わない。

若い時は仕事の価値を見極める時期がある。
それまでは屁理屈をこかない、ガタガタ言わないで、来た玉は全部打つ。
空振りしてもいいから打つという姿勢を持ち続ける。

そうすると物事を見極める力がつく。
この仕事はこういう意味がある。
この仕事はこういうやり方でいい。
この仕事は今でなくてもいい。
この仕事は今でなくてはいけない。
見極めが出来るようになる。

最初から振ることを諦めてる、またはいい加減な人はそういう思いが湧いてこない。
ガタガタ言わずに、まず「はい!」と言ってやってみるところから成長がスタートする。

どれくらいの期間振り続ける?

人によって違うけど、半年の人もいれば5年の人もいる。
自分の中で心の力がついてきたなと判断する瞬間がある。

人を許す力が付いた時。
謙虚に人の話を聞けるようになった時。
耐える力、我慢する力が付いた時。
そうなってきたらかなりいいところまできている。

それくらい、がむしゃらにやった人間って良い意味で迫力が出てくる。
外から見てて迫力が見えてくるもの。
そうすると、自分が変わろうとするよりも、人からくる依頼の内容が変わってきます。
より責任のあるものとか、より内容の濃いものがやってくるようになる。

その時に、「あれ、これちょっと手強いな」と思っても、「これを任せても大丈夫だと思われた」と思って引き受ける。
そうするとまた助けてくれる人が出てくる。
失敗するかもしれないけどそうやっていく。

平均すると2年から3年。
石の上にも3年っていうでしょ。
3年位我慢できない人間って何やってもダメ。

座右の銘は?

『ご縁に感謝をする』

ご縁はどんなタイミングで出てくるかわからない。
人生はあみだくじのようなもので、しんどいな、辛いなって時に必ず横棒が一本スッと出てきて方向を変えてくれる。
この横棒が出会い、これがご縁。

このご縁を活かす人は、そのご縁に乗っかって自分の人生を変えていくことができる。
ご縁が一番ありがたい。

ご縁の活かし方も色々ある。
なぜ今回対面のインタビューにこだわったか?
メール、電話、FAXという方法もあるけど、私はインタビューは対面でないと受けない。
これは僕の中のこだわり。

それは何故かというと、自分の一番伝えたいことを伝える一番大事な手段が対面だからです。
インタビューの30分間、これをどう使うか。
時間は命ですから。楽にやろうとは思わない。

大事なメッセージを伝える時には対面でやりたい。
これがあったんで、今回はなかなかお互いにスケジュールが合わなかった。
でもこだわりがそこにある。
そうするとご縁の濃さが変わってくる。

メールでやってしまうとご縁が切れてしまう可能性もある。
それはそれでひとつの人生だけど、僕はそういうのはもったいないなと思うので対面にこだわっている。

オフィシャルサイト
https://www.facebook.com/humanandhospitality

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