蛯名健一

PROFILE INFO

概要・略歴
994年に留学の為渡米。
大学卒業後2001年に、ニューヨークの日本人のダンサーを集め、BiTriPを創設。
トップアーティストの登竜門として有名なNYのアポロシアターで元祖アマチュアナイトで2001年に日本人初の年間総合チャンピオンになる。
その後、ソロパフォーマーとしての活動が本格化。
ニューヨークを拠点としてアメリカをはじめ、ヨーロッパ、アジア、中東など世界数十カ国でイベントやTVでのパフォーマンス、またワークショップなどで活動。
2012年6月から家族とともに拠点を日本にも移す。
飛行機の乗り過ごしや、8年間大事にしてきたネタ帳の紛失などおっちょこちょいな一面もある。
しかし、「また思いついたらメモしていけばいい」と笑顔でいうポジティブさで物事を対応しているという。
真剣にチャレンジすることになったきっかけは?
真剣にチャレンジをしたという記憶があまりなくて、趣味で始めた。
好きでやってたらこうなったというか。
目標はその都度あるんですけど、「それで食うぞ」というのではなく、
「うまくいったらうまくいったでいいな」と思っていた。
成功の結果の原因は?
結果の原因は、やはり続けてたからじゃないですかね。

ダンスを始めたのが二十歳だったので、もう実質20年くらいやっている。
20年で今の結果がいいのか悪いのかはともかく、ここまで来るのに20年掛かっている。

僕のような結果・実績であれば、
今の若いダンサーだと、もっと早く達成できる人もいるだろうし、時間掛かってる方じゃないかと思う。

もっと頑張っていれば、たぶんもっと早くうまくなっていたと思うんですけど、
僕は割と死に物狂いで頑張ろうってタイプじゃないので、自分のペースでゆっくり。
ストレスに感じるの嫌なんですよ。

ストレスに感じないように工夫したことは?
ダンスではあまりプレッシャーを感じない。
最近は慣れましたけど、カメラを向けられてインタビューとかの方が緊張する。
ファンやお客様にメッセージ
気持ちよく楽しくできた。
日本でここまでお客さんの反応がいいことって少ないので、すごく楽しめた。
海外の方がリアクションがいいんですけど、今日は全然負けていなかった。

今日のお客さんはオーラというかすごくエナジーを感じたので、
そのエナジーを自分のやってることにも生かしてもらえればいいかなと。

少子化問題や、最近はニートとか前へ行こうとしない人が増えているし、
日本は確実に20年後、30年後落ちる。

例えば海外に行こうとする人がいない、だからこそ海外に出ていく。
海外に出ると確実に視野が広がるので、日本人の感覚というよりも地球人的な考え方で、
広い視野を持って生きると、日本もまだ大丈夫なんじゃないかなと思う。

日本人って比較的、追求心は強いんですけど、それを外に伝える能力や発信力が弱い人が多い。
日本のサービスや質は完全に世界トップレベルだけど、それが日本国内にとどまっていることが多い。
もっと外に出していったら、もっと視野は広がるし、もっと稼げるし、人生も楽しくなるんじゃないかなと。

座右の銘は?
なかなかこれっていうのがないけど
失敗を恐れないとかとか、自分の中で基準を設けないとか。

自分の中でここまでやらないと出せないじゃなくて、とりあえずやったら出してみる。
その方が結局フィードバックから、よりいいものが、より早く作れたりできる。

本当に気合いとかじゃなくてナチュラルに。
気合いが入り過ぎると逆にだめなんです。
表情とかが硬くなっちゃったりとか、力み過ぎちゃうと伝わるものが伝わらなくなる。
僕も間違えたりするんですけど、そういうの全然気にしないんですよね。

楽しんでいるお客さんの表情を見て、それを見て楽しむみたいな。
どこにかわいい子がいるかなとか(笑)。

今後のビジョンは?
ワンマンショーを作ったんですけど、それを色んなところでプロモートしてやっていく。というのが一つ。

ものすごく長い目でみると、
自分よりスキルが高い人たちを集めて、自分では出来ないようなことをやって賞をとるとか。

あとは話が来たら面白そうなのはどんどんやっていく。
映画も芝居とかもそうですし、あといつか歌を歌いたいですね。歌下手くそなんですけど(笑)。

ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールというすごく大きな音楽シアターがある。
彼らが歌っているのがめっちゃ気持ち良さそうなんですよ。なんかうらやましい。

新着記事