火災保険の契約をするときに、「特約」という言葉を目にしたことや聞いたことがあるかもしれません。
これは、主契約と呼ばれるメインの保険に追加できる補償のことです。火災保険は主契約で火災などによる損害を補償するだけでなく、特約を付加する事により、日常生活で起こりうる損害に対しての補償も受けることができます。
特約には様々な種類があり、その1つが「個人賠償責任特約」と呼ばれる補償です(名称は保険会社によって異なります)。
個人賠償責任保険は、火災保険の他にも、傷害保険・自動車保険・自転車保険など、さまざまな保険で特約としてつけることができます。一般的にはこれらの保険に特約で付加するケースがほとんどですが、クレジットカードに付帯して個人賠償責任保険に単独で加入できるものもあります。
個人賠償責任保険で補償を受けられる保険金額は、1,000万円〜1億円や無制限など契約内容によって変わってきます。保険会社や保険金額にもよりますが、月々の保険料は数百円程度になる場合が多いです。